ロシアのプーチン大統領に贈られた秋田犬「ゆめ」が昨年、高齢のため死亡していたことが14日、明らかになった。秋田県が2012年に東日本大震災後のロシアからの支援への返礼として贈呈した雌の秋田犬で、ロシア大統領府が共同通信の質問に答えた。
大統領府が死亡を認める
大統領府は「悲しいお知らせだが、ゆめは25年に高齢のために死んだ」と回答。具体的な死亡日や埋葬方法などの詳細は明らかにしなかった。ゆめは4月24日に14歳の誕生日を迎えるはずだった。
一方、24年12月の共同通信の取材では「ゆめは高齢にもかかわらず元気にしている。温厚でいたずら好きな性格と忠義深さでプーチン氏を喜ばせ続けている」とコメントしていた。
飼育者も残念がる
ゆめがロシアに渡るまで約3カ月飼育した秋田県大館市の畠山正二さん(83)は電話取材に「残念だが秋田よりも寒いロシアに行ってよく頑張ったと思う。情報がなかったので、どういうふうに生きていたのかを知りたかった」と語った。
ゆめはモスクワ郊外の大統領公邸で、世界各国から贈られた犬たちと共に飼育されていたとみられる。プーチン大統領は犬好きとして知られ、これまでも各国から贈られた犬を公邸で飼っている。



