2日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=159円台後半で取引された。午前10時現在、前日比25銭円安ドル高の1ドル=159円71~72銭。ユーロは14銭円高ユーロ安の1ユーロ=185円75~76銭。
米イラン交渉の不透明感が円安を促進
市場では、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の進展が見通せない状況が続いており、「有事のドル買い」が優勢となった。地政学的リスクが高まる中、投資家は安全資産とされるドルを積極的に購入。一方、円は売られる展開となった。
政府・日銀の介入警戒感
市場関係者からは「政府・日銀による円買い介入への警戒感が根強い」(外為ブローカー)との声も聞かれた。急速な円安進行を抑制するため、当局が市場介入に踏み切る可能性が意識されている。実際、過去には159円台で介入が行われた経緯があり、市場参加者は神経質な動きを見せている。
今後の展開としては、米イラン交渉の行方や、日米の金融政策動向が焦点となる。特に、日本の当局がどのような対応を取るかが、為替相場の方向性を左右するとみられる。



