東京を拠点に世界的な人気を誇る独立系時計ブランド「ナオヤ・ヒダ(NH)」が、LVMH傘下のスイスの高級ブランド「ゼニス」と協業した新作を2日、発表した。プラチナ製ケースで10本限定、価格は1189万1千円。既に完売している。
飛田直哉氏の歩み
NHを率いる飛田直哉氏は1963年生まれ。国内でブレゲやヴァシュロン・コンスタンタン、F.P.ジュルヌなど人気時計ブランドのセールスを担当した後、2018年に独立。少量生産ながら世界的な人気ブランドへと成長させた。近年は毎年、新型の時計を発表している。
新作の特徴
今回の新作は、1940年代から60年代にかけてコンクールで他ブランドと精度を競い、華々しい結果を残したゼニスの「キャリバー135」をベースとした手巻きの内部機構を搭載。背部はシースルーで内部機構が見えるデザインとなっている。
協業のきっかけ
東京都内で開かれた会見で、ゼニスの生産責任者ロマン・マリエッタ氏は「2年前にナオヤ・ヒダのアトリエを訪問し、我々から協業を申し込んだ。私は何年も前からNHの時計のファンだからです」と明かした。飛田氏はこれまでの取材で「残りの人生で作れる時計、常に考えている」と語っている。
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