「ワンピース金貨」「ハローキティ銀貨」日本政府も発行へ?財務省が法令改正検討開始
「ワンピース金貨」「ハローキティ銀貨」政府発行へ検討

財務省は4日、漫画やアニメのキャラクターなど日本の人気コンテンツをデザインした記念貨幣を発行できるようにするため、有識者会議を開き、法令改正の検討を開始した。現在、政府が発行する記念貨幣は皇室の慶事や五輪・万博などの国家的な記念事業に限られており、民間が製造する記念メダルとは異なり、海外のコレクターからも高い価値が認められている。

海外では、フランスが「ワンピース金貨」や「ハローキティ銀貨」を発行した例があり、クック諸島でも「名探偵コナン」や「男はつらいよ」をあしらった貨幣が発行されている。しかし日本では、自国のコンテンツを活用した記念貨幣を発行する法的枠組みがなく、その魅力を十分に生かせていないのが現状だ。

記念貨幣の現状と可能性

日本では、1964年の東京五輪を皮切りに、沖縄復帰20周年(1992年)や日韓サッカーワールドカップ(2002年)などの節目に記念貨幣が発行されてきた。近年では、2023年から2025年にかけて大阪・関西万博の記念として、公式キャラクター「ミャクミャク」をデザインした金貨や銀貨が発行されている。

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政府発行の記念貨幣は、民間の記念メダルよりも国際的なコレクター市場で高い価値で取引される傾向にある。財務省は、日本のコンテンツを活用した記念貨幣が、日本の魅力を世界に発信する新たなツールとなる可能性があると期待している。

海外の事例と今後の課題

海外では、英国のハリー・ポッターやくまのプーさん、カナダの赤毛のアンなど、多様なテーマで記念貨幣が発行されている。日本でも、こうした事例を参考に、法改正を含めた検討が進められる。

有識者会議では、法令の見直しや発行対象の拡大について議論が交わされた。今後、具体的なスキームや対象コンテンツの選定基準などが検討される見通しだ。日本のポップカルチャーを世界にアピールする機会として、注目が集まっている。

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