福島市の高湯温泉観光協会などで構成する酒造り協議会が開発を進めるオリジナル純米大吟醸酒について、商品名が「吾妻翠(あづまみどり)」に決定しました。同時に、雄大な吾妻連峰を描いたラベルデザインも完成し、来年春の商品化を目指しています。
商品名とラベルの由来
商品名は、高湯温泉特有の青みを帯びた乳白色の湯の色にちなんで「翠」と名付けられました。ラベルには、朝もやに包まれ青磁色に染まる吾妻連峰のイメージが描かれています。協議会は、「滋養豊かな温泉に浸かりながら、大吟醸を心ゆくまで楽しんでほしい」という思いを込めたとしています。
オール吾妻での酒造り
協議会は昨年12月、高湯温泉ならではのオリジナル日本酒を造るために、観光協会のほか地元の吾妻地区の農家や区長、行政などが集まって設立されました。吾妻産の酒米と伏流水を使用し、「オール吾妻」で醸した日本酒を通じて、温泉のブランド力を発信することを目指しています。
原料と醸造
原料には、県オリジナルの酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を使用。醸造は、福島市唯一の造り酒屋である金水晶酒造が担当します。観光協会によると、香り高く、淡麗で旨口の酒に仕上がる見込みです。
今後のスケジュール
11日には酒米の田植えが行われ、収穫を経て11月に仕込みを開始する予定です。完成した酒は、宿泊客への食事時の提供や、宿泊施設での販売を計画しています。



