2日午前2時ごろ、名古屋市中区栄の大津通で、通行人から「街路樹が倒れている」と110番通報があった。名古屋市によると、高さ約8メートルのケヤキの枝が南向きに折れて歩道をふさいでおり、約1時間後に撤去された。けが人や物的被害は確認されていない。
強風注意報発令中に発生
名古屋地方気象台によると、当時の名古屋市内には強風注意報が出ており、同日午前1時20分には最大瞬間風速16.4メートルが観測された。現場は商業施設「ラシック」前の歩道で、夜間だったため通行人は少なかったとみられる。
緊急点検では異常なし
名古屋市は今月4日夜、栄の久屋大通で別のケヤキ1本が強風で倒れたことを受け、市内の街路樹3570本を緊急点検していた。今回折れたケヤキについては、腐食や病害虫の痕跡などは見つからなかったという。市は「今回の折損原因を詳しく調査し、今後の管理方法を検討する」としている。
街路樹の倒木や枝折れは、強風や老朽化が原因となることが多く、自治体による定期的な点検が重要とされる。名古屋市は今後、樹木の状態をより詳細に診断する手法を導入する可能性も示唆している。



