キリンビバレッジは8日、2026年10月納品分から「生茶」や「午後の紅茶」など主力商品を含む166品目の希望小売価格を引き上げると発表した。これは同社が取り扱う全商品の約9割に相当し、値上げ幅は税抜きで5%から18%となる。
値上げの背景と対象商品
値上げの主な要因として、同社は原材料費や物流費の高騰を挙げている。さらに、中東情勢の悪化によるエネルギーコストの上昇も一部反映された。具体的な対象商品と新価格(税抜き)は以下の通り。
- キリン「生茶」(525ミリ・リットルペットボトル):200円から220円に(10%値上げ)
- 「午後の紅茶」(500ミリ・リットルペットボトル):200円から220円に(10%値上げ)
- 「ファイア ブラック 目覚めの深煎り」(ボトル缶275グラム):184円から204円に(約10.9%値上げ)
その他、対象となる166品目には清涼飲料水やコーヒー飲料などが含まれ、全体の約9割に及ぶ大規模な価格改定となる。
同社のコメントと今後の見通し
キリンビバレッジは「原材料費や容器包材などの高騰は継続しており、今後も先行き不透明で厳しい環境が続くと想定される」とコメントした。同社の価格改定は2026年2月以来、約8カ月ぶりとなる。消費者にとっては、日常生活で頻繁に購入する飲料の値上げが家計に与える影響が懸念される。



