NY為替市場、円は155円近辺で推移 米PCE物価指数がドル買いを後押し
2026年2月21日、ニューヨーク外国為替市場における円相場は、前日比でわずかに円安ドル高の動きを見せ、1ドル=154円97銭から155円07銭の範囲で取引されました。この水準は、155円近辺での安定した推移を示しており、市場関係者の注目を集めています。
米PCE物価指数の上昇が市場に影響
同日発表された2025年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比で2.9%の上昇を記録しました。この結果は、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加的な利下げの観測を後退させる要因となり、市場ではドル買い円売りの動きがやや優勢となりました。
経済アナリストは、PCE物価指数の上昇がインフレ懸念を再燃させ、米国の金融政策に対する見通しを厳格化させたと指摘しています。これにより、ドル需要が高まり、円相場に圧力がかかる形となったのです。
ユーロ相場の動向
一方、ユーロ相場は1ユーロ=1.1776ドルから1.1786ドルで取引され、円に対しては182円67銭から182円77銭の範囲を示しました。この動きは、ドル全体の強さを反映する形となっており、為替市場全体でドルが支持されている状況を浮き彫りにしています。
市場参加者からは、以下のようなコメントが寄せられています:
- 米国の経済指標が堅調で、ドルの魅力が増している
- 円安傾向は、日本の輸出企業にとっては追い風となる可能性がある
- 今後のFRBの動向次第で、為替相場はさらに変動する見込み
全体として、ニューヨーク市場では、米国の物価動向が為替に大きな影響を与える一日となりました。今後の経済指標や中央銀行の政策発表に、市場の目が注がれています。



