中東情勢緊迫で政府が緊急閣僚会議 エネルギー供給確保へ首相が対応策指示
2026年3月24日、政府は緊迫する中東情勢をめぐり、エネルギーや石油関連製品の供給確保を目的とした関係閣僚会議を首相官邸で開催しました。高市早苗首相は世界の供給状況や国内の在庫量を詳細に分析した上での対応方針を迅速に取りまとめるよう関係閣僚に明確な指示を出しました。
首相官邸で開催された緊急会議の詳細
会議には高市首相をはじめ、木原稔官房長官、茂木敏充外務大臣、赤沢亮正経済産業大臣など主要閣僚が出席しました。首相は冒頭で「中東地域の平和と安定の維持は、エネルギーの安定供給という観点を含め、国際社会全体にとって極めて重要な課題である」と強調し、出席者全員に緊張感とスピード感を持った対応を強く求めました。
具体的な対応方針の策定にあたり、首相はナフサを含む石油関連製品にも十分に配慮するよう指示を出しました。さらに「国民の命と日常生活を守るという観点から、工業分野だけでなく、農業や医療など幅広い分野に関連するサプライチェーン全体を網羅した対応方針をまとめ、報告を行うように」と具体的な要請を行いました。
閣僚会議後の記者会見での発言
会議終了後、木原官房長官は記者会見を開き、「首相からの指示を真摯に受け止め、関係する府省庁が緊密に連携しながら、緊張感とスピード感を維持して対応に当たっていく所存です」と述べ、政府全体として迅速な対応に取り組む姿勢を明確に示しました。
この会議は、中東地域における情勢の緊迫化が世界的なエネルギー供給網に与える影響を懸念し、日本としての事前対策を強化するために急きょ開催されたものです。政府は今後、国際的な動向を注視しながら、国内のエネルギー安全保障を確保するための具体的な施策を順次打ち出していく方針です。



