柏崎刈羽原発6号機、発送電を再開 営業運転開始へ前進
東京電力は3月22日、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の6号機において、トラブルで停止していた発送電を8日ぶりに再開したと発表しました。これにより、順調に進めば4月にも営業運転を開始する見通しが強まっています。
トラブルの原因と対応措置
6号機では、3月12日に発電機からの漏電を示す警報が作動し、原因調査のために3月14日に発送電を停止していました。調査の結果、実際の漏電は確認されなかったものの、発電機とアース(接地)をつなぐ部品に破損が発見されました。この破損により電流が正常に流れず、警報が鳴ったとみられています。
東京電力は、この原因部品を3月21日に交換し、安全を確認した上で再開に踏み切りました。具体的には、3月22日午前10時半頃にタービンを起動し、午後2時頃には発電機を送電網に接続して首都圏への送電を開始しています。
今後の運転計画と点検
現在、6号機は約1週間程度かけて出力を段階的に引き上げ、100%までの稼働を目指しています。この過程では、異常がないかを慎重に点検し、安全性を確保する方針です。当初は3月18日に営業運転を開始する予定でしたが、トラブルの影響で延期されていました。しかし、今回の再開が順調に進めば、4月にも営業運転を開始できる見通しが立っています。
東京電力は、原子力発電の安定供給に向けた取り組みを強化しており、この再開はエネルギー政策における重要な一歩と位置づけられています。関係者は、安全最優先の運転を継続することを強調しています。



