首相、ナフサ製品の「年度越え供給」可能と表明
高市早苗首相は2日、ナフサから製造される化学製品について、「年度を越えて供給継続が可能」との見通しを明らかにした。中東情勢の悪化に対応するための関係閣僚会議で述べたもので、これまでの「年を越えて供給」という表現から、より長期的な供給安定性を強調する形となった。背景には、代替調達の進展があると説明している。
トルエンなど最大1.8倍の供給能力
首相は、塗料やシンナーの原料となるトルエンなどの化学製品について、最大で例年の1.8倍に相当する供給が可能であると明らかにした。これは、メーカーの需要に応じて石油元売り企業が直接製品を引き渡せる体制を整えることで実現するという。
今回の措置は、中東地域の不安定化が長期化する可能性を踏まえ、国内の化学業界の安定操業を支援する目的がある。政府は引き続き、代替調達先の確保や備蓄の拡充など、追加的な対策も検討する方針だ。



