高校生が考案した「宇宙弁当」がいわき市で試食会 青色ご飯と宇宙人ウインナーが話題に
弁当販売を手がける日の丸亭を運営するタゴショウフーズは、宇宙をテーマにしたユニークな「宇宙弁当」を開発しました。この取り組みは、科学教育を推進するe―kagaku(イー・カガク)国際科学教育協会の活動を広く発信し、いわき市の地域活性化につなげることを目的としています。3月31日には、いわき市にあるe―kagakuいわき宇宙センターで試食会が開催され、多くの参加者が新たな弁当の味わいを楽しみました。
滋賀県の高校生がインターンシップで開発に参加
宇宙弁当の開発には、いわき経済同友会が昨年9月から12月にかけて実施したインターンシップに参加した滋賀県の高校生(18歳)を含む4名の学生が携わりました。インターンシップの中で、タゴショウフーズの田子英彦社長が学生たちに弁当開発を提案し、共同でプロジェクトを進めることになりました。学生たちは田子社長の指導のもと、試作品を完成させ、今回の試食会に至りました。
青色のご飯と宇宙人ウインナーで宇宙を表現
宇宙弁当の特徴は、その見た目と味わいにあります。ご飯にはハーブの一種である「バタフライピー」を使用し、鮮やかな青色に着色されています。さらに、タコさんウインナーを宇宙人に見立て、卵焼きで月を表現するなど、宇宙をイメージした工夫が凝らされています。中身には、日の丸亭で人気の唐揚げや辛口焼き肉などが詰め込まれており、見た目だけでなく味にもこだわりが感じられます。
試食会では参加者から好評の声が相次ぐ
試食会には、イー・カガクのメンバーを中心に約40名が参加し、舌鼓を打ちました。大阪府から訪れた大学生(20歳)は、「青色のご飯はほんのりハーブの風味を感じられ、他のおかずの邪魔をせずにおいしい」と感想を述べ、新たな味わいに驚きを示しました。参加者からは、見た目のインパクトと味のバランスの良さが評価され、多くの称賛の声が寄せられました。
今後の販売に向けて改良を進める方針
宇宙弁当は、試食会で収集したアンケート結果を基にさらなる改良を加え、いわき市内の実店舗での販売を目指す計画です。開発に携わった滋賀県の高校生は、「みんなにおいしいと言ってもらえて安心した」と喜びを語り、田子社長は「この弁当を通じてイー・カガクの活動を広め、サイエンス教育に貢献していきたい」と意気込みを述べました。このプロジェクトは、地域と教育を結びつける新たな取り組みとして注目を集めています。



