テレビ朝日の西新社長は26日の定例会見で、同局系バラエティー番組「あのちゃんねる」における不適切な演出について謝罪した。問題となったのは18日の放送回で、タレントのあのさんが番組側から「嫌いな芸能人」を尋ねられ、出演していない鈴木紗理奈さんの名前を挙げる場面が放送された。
社長が謝罪、配慮不足を認める
西社長は「番組制作サイドの配慮が足りなかった」と述べ、鈴木さんに対して「大変不快な思いとご迷惑をおかけした」と謝罪。あのさんに対しても「本意でない形での放送、企画、編集内容になり多大なご負担をおかけした」と陳謝した。その上で「再発防止に全力で取り組んでまいります」と約束した。
制作過程の確認を優先
一方、放送に至った経緯や具体的な再発防止策については「事実関係、制作過程を丁寧に確認することが優先だ」として詳細を明らかにしなかった。番組は23日、公式ホームページに謝罪文を掲載し、「番組の不適切な質問や企画上の意図的な演出」があったことを認めている。
あのさんが降板表明
あのさんは23日、自身のX(旧ツイッター)で、これまでも番組側に「この表現は嫌です」などと意見を伝えてきたが「改善されず、不本意な状況が続いた」と説明。収録時に相手の名前を伏せるよう求めたが放送で使われなかったとして、「もう続けたくないので番組を降ります」と降板の意思を示した。
西社長はあのさんの今後の出演や番組継続について「事実関係や内容を含めて確認しており、詳細は控えます」と述べるにとどめた。



