JASRAC、AI生成歌詞や楽曲は「非著作物」と指針公表
JASRAC、AI生成歌詞は非著作物と指針

日本音楽著作権協会(JASRAC)は12日までに、人工知能(AI)を利用した作品の取り扱いに関する新たな指針をホームページで公表した。この指針では、単純な指示に基づいてAIが自律的に歌詞や楽曲を生成するなど、人間の創作的寄与が認められない作品は著作物に該当せず、管理対象外とすることが明記された。

人間の創作部分のみ管理対象

指針では、歌詞または楽曲のいずれかをAIが生成し、もう一方を人間が創作した場合についても例示。その場合、人間による創作部分のみを管理対象とするとした。また、AIを利用した作品を届け出る際は、人間が創作に寄与したことを保証するよう求め、届け出内容に疑義がある場合は資料の提出を求めることもあるとしている。

背景と懸念

JASRACは令和5年7月に生成AIと著作権の問題に関する基本的な考え方を公表しており、今回の指針はその延長線上にある。当時、JASRACはAI生成の作品が大量に流通すれば「創造のサイクルが破壊され、文化芸術の持続的発展を阻害する」との懸念を示していた。今回の指針は、こうした問題意識に基づき、著作権管理の実務上の基準を明確にするものだ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ
Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ