俳優・中村玉緒さん死去、86歳 名脇役として活躍しテレビでも人気
俳優の中村玉緒さん死去、86歳 名脇役として活躍

映画の名脇役として知られ、テレビのバラエティー番組でも人気を集めた俳優でタレントの中村玉緒(なかむら・たまお、本名奥村玉緒〈おくむら・たまお〉)さんが9日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。86歳だった。

通夜・葬儀は16、17日

通夜は16日午後6時から、葬儀は17日午前9時半から、東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で営まれる。喪主は長女の奥村眞粧美さんが務める。

芸能一家に生まれる

中村さんは1939年、京都市で生まれた。父は歌舞伎俳優の2代目中村鴈治郎、兄は4代目坂田藤十郎という芸能一家に育つ。夫は俳優の勝新太郎、長男の鴈龍も俳優として活躍した。

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映画デビューから名脇役へ

1953年、本名で映画『景子と雪江』に出演し銀幕デビュー。翌年大映に入社し、溝口健二監督の『新・平家物語』『祇園の姉妹』、市川崑監督の『炎上』『黒い十人の女』などに立て続けに出演。多くは助演で、市川雷蔵らスター俳優を支える名脇役として評価を確立した。

テレビでお茶の間の人気者に

1970年代にはテレビドラマに活動の場を移し、1990年代には明石家さんまさん司会の『さんまのSUPERからくりTV』などで、とぼけたキャラクターが話題となりお茶の間の人気者に。以降、バラエティ番組やCMなどに引っ張りだこになった。

受賞歴

映画『ぼんち』『大菩薩峠』でブルーリボン賞助演女優賞、『越前竹人形』で毎日映画コンクール女優助演賞を受賞している。

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