天皇陛下と長女の愛子さまは31日、東京都新宿区の神宮球場で行われた東京六大学野球春季リーグ戦、慶応義塾大学対早稲田大学の2回戦をご観戦になりました。
皇室と東京六大学野球の深い関わり
宮内庁によりますと、天皇陛下が東京六大学野球をご観戦されるのは、1994年5月に現在の上皇さまがご観戦されて以来、実に31年ぶりのことです。昭和天皇も過去に観戦された記録があります。陛下ご自身としては、皇太子時代の1968年10月以来、57年ぶりの観戦となりました。一方、愛子さまは今回が初めての東京六大学野球観戦です。
試合は4回表の攻撃終了後、満員の観客で埋まった球場の貴賓席に両陛下が姿をお見せになりました。お二人とも双眼鏡をご使用になり、選手のプレーやスタンドの応援の様子を熱心にご覧になりました。試合は早稲田大学が逆転サヨナラ勝ちを収め、陛下と愛子さまは両チームに温かい拍手を送られました。
試合後の感想
連盟の内藤雅之事務局長が説明役を務めました。内藤氏によると、愛子さまは逆転勝利した早稲田大学が9回に見せた好守備に触れ、「ファインプレーが出ると流れが変わりますね」と感想を述べられました。また、天皇陛下は「非常にいい試合で、見に来られて良かった」と語られたということです。
今回の天覧試合は、東京六大学野球にとって歴史的な一戦となりました。皇室と野球の長い歴史の中で、新たな1ページが刻まれた瞬間でした。



