鳥羽水族館(鳥羽市)で飼育されている雌のアラスカラッコ「メイ」が9日、22歳の誕生日を迎えた。加齢に伴う体調の変化が見られるようになったというメイだが、飼育係から贈られた特製のアイスケーキをおいしそうにほおばり、関係者を安心させた。
アイスケーキのデザインは公募で決定
ケーキのデザインは、公募で寄せられた481通の中から、徳島県のウェブデザイナー西村直美さんの案が採用された。カニやイカ、カジキなどを用いて「22」の数字や「MAY」の文字を表現したほか、花やリボンもあしらわれている。
好物のズワイガニに夢中
メイはこの日、飼育係や大勢の来館者が見守る中、ケーキに盛り付けられた好物の大きなズワイガニをほおばった。西村さんは「おいしそうに食べる姿を見られてうれしい。これからも元気いっぱいな姿を見せてほしい」と満足げに語った。
高齢による体調変化と今後の対応
水族館は8日、メイが高齢の影響で食事量の減少など体力の衰えが見え始めているとホームページで発表した。体調を最優先に考え、状況に応じて定期的に実施している「お食事タイム」の中止や、動画投稿サイト「ユーチューブ」による水槽のライブ配信の一時停止、飼育場所の変更を行うとしている。
担当飼育係の南理沙さん(30)は「食べないことも想定していたので、いつも通りカニにかぶりついてくれてほっとした。無理はさせず、一日でも元気に長生きできるようにトレーニングと健康管理を続けていきたい」と話した。



