船橋の農家が医療用フィルムで高品質トマトジュースを開発、市長にPR
船橋農家が医療用フィルムでトマトジュース開発、市長にPR (26.03.2026)

船橋の農家が医療用フィルムで高品質トマトジュースを開発、市長にPR

千葉県船橋市内のトマト生産農家2軒が、医療用フィルムを活用した「アイメック農法」に取り組み、そのうちの1軒が100%トマトジュースを開発しました。この農法は全国的に珍しく、直売所やネットサイトでの販売が始まっています。農家関係者は12日に市役所を訪問し、松戸徹市長に「ジュースは糖度や栄養価が高く、健康にも良い」とPRしました。

アイメック農法とは

アイメック農法は、ナノサイズの穴が開いた特殊なフィルムを使用して作物を栽培する技術です。このフィルムは水と養分だけを通し、病原菌やウイルスを遮断する効果があります。これにより、清潔な環境で高品質な農産物を生産することが可能になります。

農家の取り組み

竹之内農園(旭町)代表の竹之内幹也さん(34)は、5年前からこの農法を導入しました。都市近郊農業で限られた農地を有効活用するため、高糖度品種のフルティカを栽培し、現在は「クルミちゃん」という商品名で年間約9トンを生産しています。

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一方、Dファーム(馬込町)代表の中村光宏さん(43)と妻の安奈さん(44)も3年前からアイメック農法を採用。同じくフルティカを生産し、「LINDA(リンダ)」と名付けました。中村さんは「他にないトマトの味わいを楽しんでほしい」と考え、市川市農協に相談しながら100%ジュースの開発に着手しました。

ジュースの特徴と販売

完成したジュースは「LINDA Premiumトマトジュース」として、瓶詰めで1本180ミリリットル入りです。4本セットを4320円(税込み)で、市川市農協の各支店などで販売されています。このジュースは、フィルムがトマトの根に水分ストレスを与えることで高品質に育ったトマトを使用しており、独特の濃厚な味わいが特徴です。

市長の反応と今後の展望

松戸徹市長は試飲後、「おいしさがギュッと詰まっている」と感想を述べました。同席した市川市農協の今野博之組合長も、トマトとジュースの品質について説明しました。中村さんは、水分コントロールの難しさを語りつつも、この農法の可能性に期待を寄せています。今後も高品質な農産物の生産と販売拡大を目指す方針です。

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