放置竹林が森林環境譲与税で再生、ふるさと納税の人気返礼品に
放置竹林が森林環境譲与税で再生、ふるさと納税返礼品に

放置竹林が森林環境譲与税で見事に再生、ふるさと納税の人気返礼品に

京都府南山城村の木津川沿いで、長年放置されていた竹林が、国からの森林環境譲与税を活用した整備によって見事に再生しました。この取り組みにより、太くて軟らかい高品質なタケノコが収穫されるようになり、村のふるさと納税の返礼品として申し込みが相次いでいます。

森林環境譲与税の効果的な活用

森林環境譲与税は、市町村の森林整備を支援するために2019年度に導入された制度です。配分額は森林面積や人口に基づいて決定され、南山城村では2025年度に約685万円が割り当てられました。村はこの資金を森林の測量や調査、間伐に活用するとともに、将来の整備に向けた基金を約600万円まで積み立ててきました。京都府からの促しもあり、税の効果的な活用が進められています。

農家との協力による竹林整備

村は、木津川に架かる恋路橋近くにある約6,500平方メートルの竹林を所有する農家に整備を働きかけ、2024年度から計25万円を補助しました。農家は枯れた竹や雑木を除去し、太めの真竹を育てることに成功。2025年春には初めてタケノコを掘り出し、その品質の高さが評価されています。農家の男性は「根元が白く、軟らかくておいしいタケノコが育ちました。川べりの湿気を吸っているからかもしれません」と話しています。

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ふるさと納税の返礼品として大反響

収穫されたタケノコは村内で販売され、学校給食にも使用されています。さらに、村は2025年からふるさと納税の返礼品に採用し、今年は既に30件以上の申し込みがありました。1万円の寄付に対して約2キロのタケノコを提供するこの返礼品は、地域の特産品として人気を集めています。平沼和彦村長は「思わぬ副産物が生まれ、大変喜ばしいです。他の竹林でも同様の保全活動を進めたいと考えています」と語り、今後の展開に期待を寄せています。

タケノコ掘り体験会も開催

村では、4月11日から26日までの土曜日と日曜日に、午前8時から11時までタケノコ掘り体験会を実施しています。参加者は1本1,000円でタケノコを持ち帰ることができ、地域の自然を体感できる機会を提供しています。問い合わせは広尾農園(0743・93・0508)まで。

この取り組みは、森林環境譲与税を活用した持続可能な地域活性化の成功例として注目されており、南山城村の自然資源を活かした新たな経済循環を生み出しています。

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