島根県江津市で公道カートレース再び開催へ 脱炭素燃料で環境配慮
江津市で公道カートレース再び 脱炭素燃料で開催

島根県江津市で公道カートレースが2回目開催へ 脱炭素燃料で環境啓発

島根県江津市において、12月13日に市街地の公道をコースにしたレーシングカート大会が開催されることが決定した。同市での公道カートレースは、2020年に国内初の公道モーターレースとして実施されて以来、2回目の開催となる。

脱炭素社会の実現を目指す「52未来プロジェクト」の一環

この大会は、市や地元商工会議所などで構成される実行委員会が推進する「52(ごうつ)未来プロジェクト」の一環として企画された。プロジェクトでは、水素や電気など環境に配慮した燃料を使用するカートを走らせ、脱炭素社会の普及啓発を図ることを目的としている。

レース運営には、町おこしを手がける「A1市街地レースクラブ」(東京)が協力。コースは前回と同様に、JR江津駅北側の国道9号や県道、市道を回る1周約780メートルの公道が使用される。

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環境配慮型燃料と安全対策を徹底

カートの燃料には、電気や水素に加え、二酸化炭素と水素を原材料とする合成燃料といった脱炭素燃料が採用される。これにより、従来の化石燃料に比べて環境負荷を大幅に低減する方針だ。

観客については、安全面を考慮し人数を制限した上で、県内外から広く募集する計画である。これにより、地域活性化と安全確保の両立を目指す。

市の予算と市長の意気込み

島根県江津市は、2026年度一般会計当初予算に、実行委員会などへの補助金1億3700万円を計上している。大会長を務める中村中市長は、昨年11月の記者会見で次のように述べた。

「クリーンなエネルギーの可能性とともに、脱炭素社会の魅力を市内外に発信したい」

この取り組みは、単なるスポーツイベントにとどまらず、環境技術の実証と地域経済の活性化を兼ねた総合的なプロジェクトとして期待が寄せられている。

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