二本松市で新品種酒米「桜福姫」を使った限定日本酒が発売
道の駅安達を運営する二本松市振興公社などは、この春、同市東和地域で栽培された新品種の酒米を使用したオリジナル日本酒「桜福姫」を発売しました。この酒は、純米吟醸生酒(720ミリリットル)とスパークリング純米吟醸(300ミリリットル)の2種類で構成されており、いずれも1500本の限定生産となっています。
東京農工大が開発した復興支援の酒米
新品種の酒米「桜福姫」は、東京農工大学が福島県の農業復興を支援するために開発したものです。背丈は150センチにも達しますが、倒れにくい特性を持ち、米粒が大きいため酒造りに適しているとされています。この品種は「さくら福姫」として2022年に正式に品種登録されました。
東和地域での栽培と生産の取り組み
東和地域では6年前からこの酒米の栽培が始まり、本年度は3軒の農家が作付けを行いました。山間部ならではのイノシシによる被害などもありましたが、例年並みの収量を確保することができました。収穫された米は、市内の人気酒造によって香り豊かな日本酒に仕上げられています。
発表会での関係者のコメント
3月31日に蔵出しが行われ、道の駅安達で発表会が開催されました。二本松市振興公社の社長を務める三保恵一市長は、「二本松独自の酒を多くの人に味わってほしい」と挨拶し、地域の特色をアピールしました。生産者代表の大野達弘さんと酒造の遊佐勇人社長も、栽培から醸造までの取り組みについて報告を行いました。今年は約2.3ヘクタールでの栽培が見込まれています。
販売情報と価格
「桜福姫」の価格は、純米吟醸生酒が2046円、スパークリング純米吟醸が803円です。販売は以下の場所で行われています:
- 道の駅安達
- ふくしま東和
- さくらの郷
- 安達ケ原ふるさと村
詳細な問い合わせは、二本松市振興公社(電話0243・61・3100)までお願いします。この発売は、福島県の酒造りと地域復興の新たな一歩として注目されています。



