「ヨッシャー!」雄叫びに込める真心 百姓うどん3代目店長の挑戦と感謝
「ヨッシャー!」雄叫びに込める真心 百姓うどん3代目の挑戦

「ヨッシャー!」雄叫びに込める真心と感謝 百姓うどん3代目店長の挑戦

宮崎市郊外の大塚町にある「百姓うどん」では、厨房やフロアで「ヨッシャー!」という力強い雄叫びが響き渡る。この叫びを上げるのは、3代目店長の岩切宗百さん(37)だ。拳を突き出し、真心と感謝を込めて叫ぶ姿は、うどんを食べる客の笑顔を引き出し、店の名物となっている。

テレビで有名になった雄叫び パフォーマンスではない真心の表れ

岩切さんの雄叫びは、テレビ番組などを通じて広く知られるようになった。しかし、彼はこれを単なるパフォーマンスとは考えていない。「常に全力で、楽しんでいるだけです」とまっすぐに語る。祖父が1979年に創業したこの店は、汗水を流して働く地元の農家が気軽に立ち寄れる場所として始まり、店名もその思いに由来する。岩切さんの名も店名にちなんで付けられた。

5歳の頃から家族経営の店を手伝い、うどんの生地を踏むなどして育った岩切さん。祖父や父の背中を見て、店の切り盛りを学んできた。高校卒業後は、外の世界を見たいという思いから、宮崎県内の大手企業に就職。野球で鍛えた丈夫な体と、手を抜かない性格で、テレビの検査業務を同僚の4倍もこなし、信頼を築いた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

30歳の転機 家族のありがたさと店を守る決意

その後、栃木県の系列工場に出向したことが転機となった。初めて実家を離れ、慣れない環境に戸惑う中で、地元の当たり前の生活が実は特別なものだと気付いた。親のありがたさが身にしみ、家族で守ってきた百姓うどんの存在も当たり前ではないと痛感した。「だからこそ、守らなければならない」という決意が芽生え、店を継ぐ道を選んだ。

今では、雄叫びを通じて客との絆を深め、地域に愛される店として成長を続けている。岩切さんの姿勢は、伝統を守りながらも新たな挑戦を恐れない、現代の家族経営の模範と言えるだろう。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ