春菊の魅力を再発見!生食で楽しむ新たな可能性
ベジフルナニタベル?今回は「シュンギク」に注目します。地中海沿岸が原産地で、日本には室町時代に伝わったとされる歴史ある野菜です。関西地方などでは「キクナ」とも呼ばれ、親しまれています。一年中市場に出回りますが、特に11月から3月にかけては葉が柔らかく、風味が豊かで美味しい旬の時期となります。
春菊の種類と特徴
一般的によく見かける春菊は、株立ち中葉種と呼ばれるタイプです。これは次々と伸びてくる茎葉を摘み取って収穫する方法が取られます。他にも、株ごと収穫する株張り中葉種や、葉の切れ込みが浅く、九州地方などで多く栽培されている大葉種など、様々な品種が存在します。
豊富な栄養素と健康効果
春菊にはβカロテンが豊富に含まれており、免疫力の向上が期待できます。さらに、ビタミン類、カルシウム、鉄分なども多く含まれ、栄養バランスに優れた野菜です。独特の香り成分には、食欲を増進させたり、消化を促進する効果もあると言われています。
生食がおすすめ!調理のコツ
春菊といえば、すき焼きや鍋料理、おひたしなどのイメージが強いかもしれませんが、実は生で食べることを強くお勧めします。生食の場合、クセが気にならず、とても食べやすくなります。一方、加熱調理すると苦みが強くなることがあるため、短時間でさっと火を通すのがポイントです。
茹でる際には、茎の部分を約20秒間湯通しした後、葉を加えてさらに10秒程度茹でます。その後、ザルに上げて粗熱を取ることで、色鮮やかで美味しい状態を保てます。
新鮮な春菊の選び方
購入する際は、全体が鮮やかな緑色をしており、葉先がピンとしているものを選びましょう。切り口が変色しておらず、茎が太すぎず、下の方までしっかりと葉が付いているものが良品です。また、香りが強いかどうかも重要なチェックポイントとなります。
正しい保存方法で鮮度をキープ
春菊を購入した後は、湿らせたキッチンペーパーで茎の部分を包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で立てて保存します。鮮度が落ちやすい野菜ですので、できるだけ早めに食べ切ることを心がけましょう。
簡単で美味しい!春菊とサバ缶のシーザーサラダレシピ
生食を楽しむためのオススメレシピとして、春菊とサバ缶を使ったシーザーサラダを紹介します。
- 洗って水気を拭いた春菊1袋を食べやすい大きさに切り、皿に盛り付けます。
- 汁気を切って軽くほぐしたサバ水煮缶(2分の1缶)を準備します。
- ボウルにマヨネーズとヨーグルトを各大さじ1と2分の1ずつ、粉チーズ大さじ1、レモン汁大さじ3分の2、塩少々を加えて混ぜ合わせ、ドレッシングを作ります。
- 春菊とサバにドレッシングをかけ、仕上げに刻んだミックスナッツと黒コショウを散らせば完成です。
生食する場合は、特に鮮度の良い春菊を使用することが大切です。ぜひ、このレシピで春菊の新たな美味しさを体験してみてください。
野菜ソムリエプロからのメッセージ
この記事の監修は、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエプロ、伊藤美穂さんです。肌荒れに悩んでいた時期に食生活を見直したことをきっかけに、野菜への関心を深めました。名古屋市中川区出身で、現在は三重県北部在住。二人の子供の母親として子育てに奮闘しながら、2016年からは名古屋のフリーペーパーで簡単に作れる野菜レシピを連載しています。家庭菜園にも挑戦し、インスタグラムを通じて野菜や果物の魅力、美味しく食べるコツを発信し続けています。



