三重県熊野市紀和町の小船梅林では、梅干し用の南高梅の収穫と出荷が最盛期を迎えている。同梅林は小船地区に位置し、わずか5世帯10人が暮らす小さな集落で、3軒の農家が南高梅の栽培に取り組んでいる。
今年の収穫状況
収穫は例年6月から始まるが、今年は実の成長が早く、5月25日から収穫作業が開始された。農家の新宅次郎さん(78)によると、全国的に南高梅の不作が報じられる中、新宅さんの梅林では豊作となり、昨年を上回る約3トンの収穫を見込んでいる。
台風の影響を懸念
しかし、台風6号が接近しており、新宅さんは「強風で実が落ちないか心配だ」と語る。収穫作業は今月20日頃まで続く予定で、農家は天候の動向に気をもみながら作業を進めている。
小船梅林の南高梅は、地元で長年愛されてきた特産品であり、今年の豊作が台風によって台無しにならないよう、関係者は祈るような思いでいる。



