西宮市の鳴尾浜臨海公園南地区、官民連携で大規模再整備へ
兵庫県西宮市は、かつてレジャー施設「リゾ鳴尾浜」が存在した鳴尾浜臨海公園南地区の再整備について、公募の結果、造園工事などを手がける「日比谷アメニス」(東京)を代表とする「鳴尾浜リトリートパークグループ」を事業者に選定したと正式に発表しました。新エリアは「リトパ鳴尾浜」の愛称で呼ばれ、温泉・スパ施設や小型犬専用のドッグランなどが計画されており、2028年夏の全面オープンを目指しています。
旧リゾ鳴尾浜の歴史と新たなコンセプト
同地区は埋め立て地に造成された公園で、主要施設として1992年に開業したリゾ鳴尾浜は、温水プールやフィットネスクラブを備え、ヒョウとライオンを交配した「レオポン」の剥製を展示するなど、多くの市民から親しまれてきました。しかし、2020年に閉館し、その後は再整備が検討されていました。
事業者が提案するリトパ鳴尾浜のスローガンは「集い、憩い、繋がる、誰もがともに時間を過ごせる場所」です。西宮市公園緑地課によると、同地区を体験型レジャーや健康増進の拠点として、官民連携で再整備・運営することが決定されました。
具体的な整備計画と特徴
海を望む景観を最大限に生かし、以下の施設が整備される予定です:
- 温泉・サウナ施設:リラクゼーションと健康増進を目的とした設備
- テラス席付きレストラン:海辺の景色を楽しみながら食事が可能
- 小型犬専用人工芝ドッグラン:愛犬と一緒に楽しめるスペース
- ペット用品店:ドッグラン利用者向けの関連サービス
また、園路はキッチンカーの出店やイベント開催など、多目的スペースとして活用されます。現在、西宮市役所第二庁舎1階に飾られているレオポンの剥製は、施設完成に合わせて同地区に移設・展示されることが明らかになりました。
市の期待と今後の展望
西宮市公園緑地課の担当者は、「新たなにぎわいが生まれることを期待している。事業者とともに市民に喜んでいただける公園となるよう取り組んでいきたい」とコメントしています。この再整備プロジェクトは、地域活性化と市民サービスの向上を目指す重要な取り組みとして注目を集めています。



