宮崎・ニシタチの街路灯を彩るフラッグデザイン、蔵満完幸さんの作品が最優秀賞に輝く
宮崎市最大の繁華街「ニシタチ」の街路灯に掲げられ、一帯を彩るフラッグのデザインを競う「第24回ニシタチ霧島フラッグデザインコンペティション」の受賞作品が決定しました。このコンペティションでは、会社「メッセージ」に所属する蔵満完幸さんの作品が見事に最優秀賞に選ばれ、高い評価を受けています。
優しい色合いで街の温かさを表現
蔵満さんの作品は、ピンクや薄い黄色など柔らかな色合いを背景に、野球を楽しむ人やサーフボードを持つ人など、宮崎らしい情景をポップなタッチで描いています。審査では、「どこか懐かしいデザインで、気取らないニシタチの心地よさを表現している」と称賛されました。
蔵満さんは受賞について、「ニシタチを思い浮かべたときに温かい街というイメージがあったので、イラストのタッチも温かさをコンセプトにしました」と語り、街への愛着を強調しました。
コンペティションの背景とテーマ
このコンペティションは、霧島酒造(宮崎県都城市)がニシタチの活性化を目的に主催し、飲食店の店主らで構成するニシタチまちづくり協同組合が共催しています。24回目を迎える今回は、「いっちゃが、笑顔でニシタチ。」をテーマに掲げ、つまずいた日でも街に立ち寄れば「いっちゃが(宮崎弁でそれでいいよ)」と心がほどけるようなデザインを募集しました。
応募条件として、季節ごとに計四つのデザインを合わせて1作品として出品することが求められ、合計33作品の応募がありました。このテーマは、地域の方言を活かし、親しみやすい雰囲気を醸成することを意図しています。
その他の受賞作品と展示計画
優秀賞には松口梨乃亜さんの作品、霧島特別賞には河野真紀さんの作品、ニシタチ特別賞には相田恵さんの作品が選ばれました。これらの受賞作品は、蔵満さんの最優秀賞作品とともに、来年2月末までの予定でニシタチの街路灯に掲示されることになっています。
贈賞式は9日に宮崎市で開催され、受賞者たちが表彰されました。このイベントは、地域の文化と芸術を結びつけ、街の魅力を高める取り組みとして注目を集めています。
ニシタチでは、フラッグデザインを通じて、訪れる人々に温かさと笑顔を届けることを目指しており、今後の街づくりにも期待が寄せられています。蔵満さんの作品は、そのような街の理念を色鮮やかに表現し、地域活性化の一翼を担うものとして評価されています。



