映画「国宝」ロケ地の滋賀・東大阪・豊岡がロケーションジャパン大賞グランプリ受賞
「国宝」ロケ地がロケーションジャパン大賞グランプリ受賞

映画「国宝」ロケ地が最高賞グランプリに輝く

地域活性化に貢献したドラマや映画などの作品とロケ地を表彰する「第16回ロケーションジャパン大賞」において、大ヒット映画「国宝」と、そのロケ地となった滋賀県、大阪府東大阪市、兵庫県豊岡市が最高賞のグランプリを受賞しました。この栄誉は、全国のロケ地を紹介する雑誌「ロケーションジャパン」の編集部が主催する賞で、2025年10月末までの1年間に公開・放送された69作品・88地域から選ばれました。

選考基準と滋賀県の受賞歴

選考は一般投票と、地域側のロケ誘致の継続性、地元の協力度や理解、経済効果などを基準とした有識者審査によって行われました。滋賀県内の自治体が同賞を受賞するのは、2017年の「ちはやふる―上の句/下の句―」と「大津市」以来、3回目となります。今回の受賞は、映画制作への支援と地域の魅力発信が高く評価された結果です。

映画「国宝」の大ヒットとロケ地の詳細

歌舞伎界を描いた映画「国宝」(李相日監督)は、22年ぶりに邦画実写作品の興行収入を塗り替え、200億円を突破するなど大ヒットとなりました。滋賀県内では、びわ湖大津館(大津市柳が崎)で歌舞伎劇場ロビーでの稽古シーンや外観の撮影が行われ、県立総合病院(守山市守山)もロケ地として使用されました。これらの撮影は、滋賀ロケーションオフィスが支援し、関西広域のロケ地マップや映画オリジナルポスターの制作、ロケ地に関連パネルを設置するなど、積極的なPR活動が展開されました。

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経済効果と来館者数の増加

その効果は顕著で、滋賀県によると、2025年6月6日の上映開始から同年末までのびわ湖大津館の来館者は、前年同期比約1.7倍の約7万5000人に増加しました。この数字は、映画のヒットが直接的に観光振興につながったことを示しており、地域経済への好影響が期待されます。

授賞式での喜びの声

2026年2月19日に東京都内で行われた授賞式では、滋賀県の杲一哉・観光振興局長(当時)が「映画制作に携わられた皆様のご尽力、地域の皆様をはじめとする滋賀の魅力を信じてくださった全ての方々のご協力のたまもの。ロケ地としての魅力を高め、地域活性化と観光振興につなげたい」と喜びを語りました。この発言は、地域一体となった取り組みの成果を強調するものです。

今回の受賞は、映画「国宝」が単なるエンターテインメント作品としてだけでなく、地域活性化の重要なツールとして機能したことを証明しています。今後も、ロケ地としての魅力向上を通じて、持続可能な観光振興が進められることが期待されます。

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