浪江町の新たな食の拠点「なみえアベンジャーズバル」が移転オープン
浪江町の地元産品を提供する和ダイニング「なみえアベンジャーズバル」が20日、町内のチャレンジショップ「まち・なみ・まるしぇ」から新町通りに移転オープンしました。この移転は、東日本大震災前に町のメイン通りとして栄えた新町通りの活性化につなげることを目的としており、同時に浪江の食の魅力を広く発信する役割も担っています。
ボランティア集団の世界観を飲食店に反映
この飲食店は、浪江町をPRしているボランティア集団「なみえアベンジャーズ」のユニークな世界観を取り入れています。メンバーである焼そばマンやニンニクウーマンなどにちなみ、浪江産の農産物や郷土料理を中心に提供。ご当地グルメとして人気の「なみえ焼そば」には、通常のゆで麺ではなく、生麺を使用しているのが特徴です。
この生麺の使用は、なみえ焼そばの元祖として知られた「縄のれん」と同様の手法で、震災前に多くの町民に愛されていた味を忠実に再現しています。その他にも、請戸漁港で水揚げされた新鮮な海産物「請戸もの」の刺し身や、郷土料理の「じゅうねん餅」、地元の地酒など、浪江の豊かな食文化を味わえるメニューがそろっています。
「麺カット」で開店を祝うユニークなセレモニー
移転オープンの初日には、なみえアベンジャーズのメンバーが勢ぞろいし、特注の焼そば麺にはさみを入れる「麺カット」を行いました。これは、従来のテープカットに代わるユニークな開店祝いのセレモニーとして注目を集めました。店を運営するメンバーの一人、極太マンは「なみえ焼そばのように太く長く、地元で愛される店に成長させたい」と意気込みを語りました。
営業時間は午後5時から11時までで、定休日は日曜日、月曜日、および祝日となっています。さらに、4月からは昼営業も開始する予定で、より多くの客層にアプローチする計画です。問い合わせは同店(電話050-8883-8521)まで受け付けています。
この移転オープンは、浪江町の復興と地域活性化の一環として位置づけられており、新町通りを再び賑わいのある場所にするための重要なステップと期待されています。地元住民や観光客にとって、浪江の食文化を楽しめる新たなスポットとして親しまれることが期待されます。



