九州新幹線開業15周年を祝う、ユニークなモザイクアートが博多駅に登場
九州新幹線(博多―鹿児島中央)が2026年3月に開業15年を迎えることを記念して、JR九州の駅員らが手掛けた特別なモザイクアートが完成し、2月20日、福岡市博多区のJR博多駅で公開されました。この作品は、ペットボトルのキャップを約4万2000個使用して制作され、新幹線車両や沿線の風景を鮮やかに表現しています。
駅員約60人が2か月かけて制作、環境にも配慮
モザイクアートの大きさは縦2.9メートル、横12メートルと迫力あるサイズで、福岡県内の在来線の駅などで回収されたキャップを活用しています。博多駅や香椎駅の駅員ら約60人が、約2か月の期間をかけて丁寧に作り上げました。作品には、新幹線車両の「つばめ」や熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」、鹿児島県の象徴である桜島などが再現されており、九州の魅力が凝縮されています。
デザインを担当した博多駅員の安武さくらさんは、「明るく、親しみやすく、見るだけでワクワクするような世界観を表現したかったです。多くの方に楽しんでいただければ嬉しいです」と語りました。このアートは、6月末までJR博多駅で展示される予定です。
展示終了後は社会貢献へ、キャップをワクチン寄贈活動に寄付
注目すべきは、環境と社会への配慮です。公開終了後、使用されたペットボトルキャップは、海外にワクチンを寄贈する活動を行っているNPO法人に寄付されることが発表されました。これにより、アート制作が単なる記念イベントにとどまらず、リサイクルを通じた国際的な支援にもつながります。
このプロジェクトは、以下のようなポイントが特徴的です:
- 持続可能性:廃棄物をアートに転用し、リサイクルを促進。
- 地域連携:駅員や地域住民が協力して制作に参加。
- 教育的価値:環境問題や社会貢献について考える機会を提供。
九州新幹線の15年の歴史を振り返りながら、未来への希望を込めたこのモザイクアートは、多くの来場者に感動とインスピレーションを与えています。JR九州は、今後もこうした創造的な取り組みを通じて、地域活性化と環境保護に貢献していく方針です。



