リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)建設が進む相模原市緑区の橋本駅周辺で、市が整備を計画している道路「大西大通り線」建設を巡り、市は22日、東側の「第1工区」について都市計画法に基づく事業認可を県に申請した。
道路計画の概要
市によると、道路は延長約920メートルで、圏央道相模原インターチェンジと橋本駅周辺のアクセス機能向上などを図るため計画された。今回申請した第1工区は国道16号から西橋本2丁目交差点までの約360メートル(幅員22メートル、2車線)。2033年3月の完成を目指す。
認可後の影響
認可されると、地権者は新しい建物を建てたり、土地を造成したりするのに市の許可を受けなくてはならず、譲渡の際は市への届け出が必要になる。市は今後、戸別訪問などで説明を重ねるという。
経緯と住民の反応
22年6月、市は住民説明会で道路の位置などを報告し、23年3月に都市計画決定した。ただ、道路が住宅街を横断し約100棟が立ち退きの対象になっており住民から反対の声があがった。市は住民説明会などを通じて事業への理解を求めてきたが、今年4月の説明会でも住民から白紙撤回を求める意見などが出た。
市長のコメント
申請後、本村賢太郎市長は「いただいたご意見やご不安の声を真摯(しんし)に受け止め、移転先の確保に向けた支援について市として責任を持って取り組んでまいります」とのコメントを出した。



