愛知・知多半島の6蔵が新酒きき酒 吟醸酒は香り高く酸味が特徴
知多半島6蔵の新酒きき酒 吟醸酒は香り高く酸味が特徴 (05.03.2026)

愛知・知多半島の6蔵が新酒きき酒を開催 吟醸酒の香りと酸味が注目される

愛知県知多半島の酒蔵6蔵が参加する新酒きき酒研究会が、4日に半田市内で開かれました。このイベントは半田酒造協同組合が主催し、純米吟醸酒から本醸造酒まで、計54点の新酒が出品されました。

鑑定官と研究員による厳格な評価が実施

名古屋国税局の鑑定官や県食品工業技術センターの発酵バイオ技術室の研究員が、出品された酒の香り、味、色を丹念に確かめました。また、各蔵の杜氏や蔵人らも互いのできばえをきき酒し、技術や品質の向上を図りました。

田島健一郎鑑定官室長は、「吟醸酒は香りが高く、少し酸味がきいた酒が多かった」と評価しました。このコメントは、知多半島の酒造りの特徴を端的に表しており、地域の伝統と革新が融合した結果と言えます。

高温の気候を乗り越えた酒造りへの挑戦

組合の澤田研一理事長は、昨年の高温による米の溶け具合を心配したものの、「何とかカバーして酒造りした」と語りました。その上で、「歴史ある知多の酒を飲んでもらいたい」と、地域の酒文化の普及に意欲を示しました。

このきき酒研究会は、知多半島の酒造業界にとって重要な品質管理の場であり、消費者への信頼向上にも貢献しています。出品された酒は、今後、市場に出回る予定で、地元愛知をはじめ、全国の酒好きからの反響が期待されます。