「明日香法」制定のきっかけは村民の直訴、世界遺産へ
世界文化遺産登録へ前進した「飛鳥・藤原の宮都」。その保存を支える明日香法の制定は、一人の村民の佐藤首相への直訴から始まった。厳しい規制と過疎化の課題も。
世界文化遺産登録へ前進した「飛鳥・藤原の宮都」。その保存を支える明日香法の制定は、一人の村民の佐藤首相への直訴から始まった。厳しい規制と過疎化の課題も。
奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産登録の勧告を受け、地元の首長らが喜びを語った。暫定リスト入りから約20年、関係者は「頂の先が見えた」と感慨深げ。
世界遺産候補の飛鳥・藤原の宮都構成資産である野口王墓古墳。天武・持統天皇陵として知られるが、考古学的名称との整合性に疑問が呈されている。宮内庁管理の陵墓名と学術的呼称の不一致が、歴史的透明性を損なう可能性も指摘される。
奈良県明日香村の甘樫丘遺跡群で、7世紀後半(飛鳥時代)のL字状の塀跡が出土し、村教育委員会が発表。同遺跡群で初めて木簡も見つかり、倉庫群を区画する塀跡とみられ、当時の土地利用の活発さを解明する成果となった。
奈良県明日香村の高松塚古墳の国宝壁画について、仮設修理施設での一般公開が新年度から約4年間休止される。文化庁の検討会で報告され、新たな保存・公開施設の整備に伴う措置。休止中はデジタル公開などを検討中。
奈良県明日香村の高松塚古墳壁画の「飛鳥美人」の上着に、東南アジア原産の濃い赤色の色料「臙脂」が使われた可能性が高いことが判明。文化庁の検討会で報告され、当時の国際交流を物語る貴重な発見として注目される。