WBCチェコ戦で中日2投手が快投 高橋宏斗は先発無失点、金丸夢斗は完全投球
WBCチェコ戦で中日2投手快投 高橋宏斗無失点、金丸夢斗完全投球 (10.03.2026)

WBCチェコ戦で中日2投手が鮮やかな投球 高橋宏斗は先発無失点、金丸夢斗は完全投球

2026年3月10日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)チェコ戦で、日本代表が勝利を収めました。この試合で特に注目されたのが、中日ドラゴンズから選出された2人の投手の活躍です。高橋宏斗投手が先発で4回2/3を無失点に抑え、金丸夢斗投手は救援で2回を完全投球という見事なパフォーマンスを見せました。

高橋宏斗の念願叶った先発登板

高橋宏斗投手は、3年前のWBCで世界一メンバーとなった時から「次は先発をやりたい」という思いを口にしてきました。その念願がついに叶い、喜びと重圧を感じながらマウンドに立ちました。磨いてきた洞察力を存分に発揮し、スコアボードにゼロを並べ続けることに成功しました。

一回表では、名だたる投手たちでも立ち上がりに苦労する様子から「何か難しいところがあるのだろう」と心して臨みました。先頭打者を初球の時速154キロ直球で左飛に打ち取り、リズムに乗ります。2番打者には武器のスプリットを落として三振を奪い、2死から安打を許したものの、4番打者を顔に近い高さの直球で空振り三振に仕留めて切り抜けました。

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二回の先頭打者も高めの真っすぐで三振に打ち取り、捕手の中村悠(ヤクルト)と話し合いながら、縦に広いストライクゾーンを有効に使うことでスプリットも生きてきました。「しっかり相手を観察して投げられた」と語る高橋投手が許した安打は単打2本だけで、計5奪三振を記録。五回に2死を取ったところで球数が制限に近い63球となり、交代を告げられました。

3年間の進化と成長

20歳で出場した2023年のWBCでは3度の登板機会を得たものの、全て1イニングの救援登板でした。当時、大谷翔平選手やダルビッシュ有選手(パドレス)らの投球を目の当たりにし、「レベルの高さを思い知らされた」と振り返ります。自分の現在地を知り、1球に懸ける意識と取り組みが大きく変わりました。一流の選手から学んだ技術を財産に、今ではセ・リーグを代表する先発投手の一人に成長しています。

日本代表はC組1位で準々決勝進出を決めている状況ですが、4連勝で1次リーグを終えることは全員の目標でもありました。「この先も必ず勝ちにいく、抑えにいく気持ちでマウンドに上がりたい」と語る高橋投手。この3年間の進化を証明し、自信を持って再び米国マイアミでの試合に臨みます。

金丸夢斗の圧巻の救援投球

WBCデビューとなった金丸夢斗投手は七回表から3番手で登板し、2回を「完全投球」で抑え込みました。5者連続空振り三振という圧巻の内容で勝ち投手となり、「強いストレートで、ストライクゾーンで勝負できたし、変化球も上手に使えた。次につながる投球ができた」と満足そうに語りました。

最速時速154キロの直球を軸に、スプリットやカーブを効果的に交えて次々とバットに空を切らせました。慣れない救援での起用にも「事前に言われていたので、準備できていた」と苦にせず、落ち着いた投球を見せました。決勝トーナメントでの登板は流動的ですが、「楽しみ。またいい投球ができるように頑張りたい」と胸を高鳴らせています。

両投手の好投により、日本代表はチェコ戦に勝利し、1次リーグを4戦全勝で終えることができました。中日ドラゴンズから選出された2人の若手投手が、国際舞台で確かな成長を見せた記念すべき試合となりました。

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