WBC準決勝でドミニカ共和国が米国に惜敗、大会新記録の15本塁打も勝利には届かず
【マイアミ(米フロリダ州)=読売取材団】 2026年3月15日(現地時間16日)に米フロリダ州で行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で、米国がドミニカ共和国に2-1で競り勝ち、3大会連続の決勝進出を果たしました。ドミニカ共和国は、大会新記録となる15本塁打を放つ強打を披露したものの、終盤の好機を生かせず、2度目の優勝を目指した戦いに幕を閉じました。
試合の流れと決定的な瞬間
試合は、ドミニカ共和国が2回にカミネロ(レイズ)のソロ本塁打で先制しました。しかし、米国は4回にヘンダーソンとアンソニーの2本のソロ本塁打で逆転し、その後は継投でリードを守り切りました。ドミニカ共和国は7回に好機を迎えましたが、タティス(パドレス)とマルテ(ダイヤモンドバックス)の1、2番打者が連続三振に倒れるなど、あと1本のヒットが出ず、逆転のチャンスを逃しました。
プホルス監督のコメントとチームの誇り
ドミニカ共和国のプホルス監督は、試合後に記者団に対し、「チームの仲間をとても誇りに思う」と述べ、敗戦にもかかわらず、選手たちの奮闘を称えました。同チームは、この大会で1チームの本塁打数として新記録となる15本塁打を樹立し、評判通りの強力な打線を披露しましたが、それが勝利には結びつきませんでした。
今後のWBCの展開
準決勝のもう1試合は、3月16日(現地時間17日)に、準々決勝でプエルトリコを破ったイタリアとベネズエラが対戦します。米国は、この勝利で決勝進出を決め、連覇を目指して戦いを続けます。試合前には、ドミニカ共和国のプホルス監督と米国のデローサ監督が挨拶を交わす様子も見られ、国際大会ならではの交流が印象的でした。
ドミニカ共和国の選手たちは、記録的な活躍を見せたものの、わずかな差で敗退し、野球ファンに惜しまれる結果となりました。今後もWBCの熱戦に注目が集まります。



