詰将棋解答選手権で岩村凛太朗四段が満点で初優勝、伊藤匠二冠は2位に
詰将棋解答選手権、岩村凛太朗四段が満点で初優勝

詰将棋解答選手権で岩村凛太朗四段が満点を達成し初優勝

詰将棋の解答スピードと正確さを競う第23回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が2026年3月29日に開催され、岩村凛太朗四段(19)が唯一の100点満点を獲得して初優勝を飾りました。2位には伊藤匠二冠(23)が83点で入り、3位は宮田敦史七段(44)が81点で続きました。

東京と大阪の2会場で100人が熱戦

大会は東京と大阪の2会場で実施され、合計100人の参加者が集まりました。東京会場では岩村四段のほか、伊藤二冠、行方尚史九段(52)、広瀬章人九段(39)、佐々木勇気八段(31)などトップ棋士が顔をそろえました。大阪会場では、第21回優勝者の古賀悠聖六段(25)に加え、最近棋士編入試験で対戦した生垣寛人四段(22)と福間香奈女流五冠(34)も参加し、それぞれ難問に挑みました。

2ラウンド制で難問が勝敗を分ける

解答選手権は第1ラウンド(午前11時10分~)と第2ラウンド(午後2時~)の2部制で行われ、各ラウンドの制限時間は90分でした。39手詰め以内の詰将棋が5問ずつ出題され、1問10点で点数を競います。途中まで正解なら部分点が得られ、解き終えた参加者は解答用紙を提出して途中退室も可能でした。同点の場合は提出時間が早い方が上位となり、スピードも重要な要素となりました。

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特に難問だったのは、斎藤慎太郎八段(32)が作った5問目で、正解者は岩村四段だけでした。この問題を解けたかどうかが優勝を分ける結果となり、岩村四段の卓越した解答力が光りました。

岩村四段「1年に1度の祭典で全問正解が嬉しい」

岩村凛太朗四段は優れた詰将棋に贈られる「看寿賞」を2回受賞するなど、創作面でも活躍する新鋭棋士です。大会後、岩村四段は「解答選手権は1年に1度の祭典です。全問正解をしたことがなかったので、今回達成できて本当に嬉しいです」と喜びを語りました。

詰将棋は、問題図から王手の連続で相手玉を詰めるパズルで、解答力は将棋の終盤力の目安とされています。この大会は詰将棋解答力の日本一を争い、棋士や女流棋士に加え、腕自慢のアマチュアも参加します。昨年まで6回の優勝を果たしている藤井聡太名人・竜王(23)は、棋王戦の防衛戦と重なったため不参加でした。

大会は将棋ファンの注目を集め、参加者たちが真剣な表情で問題に取り組む様子が印象的でした。今後も詰将棋の普及と将棋界の発展に貢献することが期待されます。

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