帝京高校野球で「がじゃいも」替え歌が応援曲に 吹奏楽部がナインを鼓舞
選抜高校野球の第6日目となる3月24日、第2試合に登場した帝京高校のアルプス席では、お笑いコンビ「とんねるず」が1993年にリリースしたヒット曲「がじゃいも」の替え歌が、応援曲として力強く鳴り響いた。このユニークな応援は、吹奏楽部によって演奏され、選手たちを熱く盛り上げている。
金田監督の要望で採用 定番曲として定着
「がじゃいも」の替え歌が応援曲として採用された背景には、金田優哉監督の強い意向があった。監督がコーチ時代に「帝京らしい曲を」と吹奏楽部に要望し、これがきっかけとなって導入された。その後、この曲は好打者に使う定番曲として定着し、今大会では5番打者の蔦原悠太選手の打席で演奏されることが多い。
軽快なリズムと親しみやすいメロディーが特徴で、吹奏楽部部長の西沢嘉人さん(17)は「ピンチの場面でも、この曲を演奏した選手が決めてくれることが多く、演奏していて楽しいです」と笑顔で語る。息のそろった応援が、選手たちの躍動を支えている。
初戦の逆転打に石橋貴明さんが感動の反応
3月19日の初戦では、蔦原選手が逆転打を放ち、チームを勝利に導いた。この瞬間、野球部OBでとんねるずの石橋貴明さん(64)がX(旧ツイッター)で「やった!!!校歌で涙」と投稿し、大きな反響を呼んだ。石橋さんのコメントは、母校への愛着と応援曲への共感を示すものとして、ファンや野球関係者から注目を集めている。
帝京高校の応援スタイルは、伝統と革新を融合させたものとして評価されており、「がじゃいも」の替え歌はその象徴的な存在となっている。吹奏楽部の尽力により、球場全体が一体となって盛り上がる光景が、多くの観客を魅了している。
今後も、この応援曲がチームの活躍を後押しし、さらなる勝利へと導くことが期待される。高校野球の新たな応援文化として、その広がりに注目が集まっている。



