棋聖戦第5局、秒読みに突入した芝野十段に一力棋聖が嫌味を突く
第50期棋聖戦七番勝負第5局が、2026年3月12日に緊迫した局面を迎えています。一力遼棋聖に芝野虎丸十段が挑むこの一戦は、大きな勝負所を迎え、将棋ファンの注目を集めています。
芝野十段が秒読みに突入、持ち時間残り10分を切る
中央の大石をめぐる攻防で、芝野十段は大長考を余儀なくされました。その結果、持ち時間が残り10分を切り、秒読みに突入しました。秒読みとは、持ち時間を使い切った後、1手あたりの制限時間内に指さなければならない状態を指し、プレッシャーがかかる局面です。
芝野十段はこれまでリードしているとみられていましたが、中央の白を完全に仕留め切れていない状況で、時間制限に直面しています。果たして、正確な手を選べるかどうかが、この勝負の鍵を握っています。
一力棋聖が黒の嫌味を突き、検討室では「時間攻め」の声も
一方、一力棋聖は白118から上辺の黒の嫌味を突いていきます。嫌味とは、相手の形の弱点や隙を突く手のことで、一力棋聖の鋭い読みが光る一手です。この攻めにより、芝野十段の時間的プレッシャーをさらに高めています。
検討室では、この状況を「時間攻め」と評する声が聞こえてきます。時間攻めとは、相手の時間不足を利用してプレッシャーをかける戦術で、一力棋聖が心理的な優位に立とうとしていることが窺えます。緊張が高まる中、両者の駆け引きが一層激しさを増しています。
勝負の行方に注目が集まる
棋聖戦は将棋界最高峰のタイトル戦の一つであり、七番勝負の第5局は重要な局面を迎えています。芝野十段が秒読みの中で正確な手を続けられるか、一力棋聖が嫌味を活かして逆転を狙えるか、勝負の行方が不透明です。
将棋ファンや関係者は、この緊迫した攻防に息を呑みながら見守っています。今後の展開によっては、シリーズ全体の流れが大きく変わる可能性もあり、一局一局が重要な意味を持っています。



