菅野智之、等身大の投球で豪州戦を制す 侍ジャパンWBC1次ラウンド突破
菅野智之、等身大の投球で豪州戦を制す 侍ジャパン突破

侍ジャパン、豪州を下しWBC1次ラウンドを突破 菅野智之が4回無失点の力投

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組の第3戦が8日、東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」は豪州と対戦し、4-3で競り勝った。この勝利により、侍ジャパンは3連勝を達成し、C組1位を確定させて1次ラウンド突破を果たした。チームは10日に第4戦でチェコと対戦する予定だ。

菅野智之、約1年半ぶりの東京ドームで完璧な投球

先発マウンドには、約1年半ぶりに東京ドームで登板した菅野智之が立った。天覧試合に加え、全勝対決という重圧がのしかかる中、菅野は試合前から「背伸びせず、等身大の自分で投げられればいい」と繰り返し語ってきた。その言葉通り、彼は4回を無失点に抑え、チームの勝利に大きく貢献した。

菅野の投球は、まさに「等身大」の姿を体現していた。立ち上がりでは、自身が「この球でたくさん勝ってきた」と語るスライダーを軸にしたが、豪州打線に捉えられると、二回から大胆に配球を変更。スプリットを中心に組み立て、三回と四回のピンチの場面でもこの球を連投して危機を脱した。メジャーリーグでの経験を経て、「日本にいた時とは、まるで違う投手になっている」と自ら語っていた通り、進化した姿を見せつけた。

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捕手との緻密な連携が勝利の鍵に

菅野は、限られた時間を捕手との意思疎通に費やし、「僕の球を知ってもらうことが大事」と強調した。バッテリーを組んだ若月健矢とは、構え方から細かい配球までみっちりと話し合い、互いの理解を深めた。移動中のバスでも自分の動画を研究する若月の姿勢を見て、菅野は強化試合の時点で「波長が合う」と手応えを感じていたという。この緻密な連携が、試合の流れを左右する重要な要素となった。

巨人時代に日本一を経験できず、2017年のWBCでは準決勝で敗退した菅野だが、36歳となった今もなお、頂点を目指して突き進む姿勢は変わらない。「任された場所できょうのような投球ができるようにやっていきたい」と誓う彼の言葉には、経験から滲み出る確かな自信が感じられる。侍ジャパンとしての新たな挑戦は、まだ始まったばかりだ。

この勝利により、侍ジャパンはWBC1次ラウンドを順調に突破し、次のステージへと進む。チーム全体の調子も上向きで、今後の試合がさらに期待される。菅野智之の活躍は、日本野球界に新たな希望をもたらすものと言えるだろう。

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