侍ジャパン、韓国戦で逆転勝利!鈴木誠也が2打席連続アーチで活躍
野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の1次ラウンド「WBC東京プール presented by ディップ」が3月7日、東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」は韓国代表と対戦しました。試合は侍ジャパンが逆転勝利を収め、その原動力となったのが鈴木誠也選手の2打席連続本塁打でした。
鬼気迫る表情で放った決勝の一撃
9年ぶりに戻ってきたWBCの舞台について、鈴木選手は「お祭りのようなもの」と表現していましたが、その心掛けは「その勢いに自分が乗っていけるかどうか」という点にありました。初戦の台湾戦では1安打に留まりましたが、一夜明けた韓国戦では見事に勢いに乗り切りました。
3点を先行された直後の1回裏、鈴木選手は外角球を逆らわずに打ち返し、右中間席への2点本塁打を放ちました。これが侍ジャパンの反撃ののろしとなりました。続く3回裏の打席では、変化球をうまく呼び込んで左翼席への勝ち越しソロ本塁打を記録しました。
強化試合で本塁打を放った際には、笑顔で「お茶たてポーズ」を披露していた鈴木選手ですが、本番の韓国戦ではそのような余裕は見せず、鬼気迫る勝負師の表情を崩さずにダイヤモンドを回りました。その真剣な姿が、勝利への強い意志を物語っていました。
迷いを乗り越えての代表入り
侍ジャパンからメンバー入りの打診を受けた時、鈴木選手は「少し迷った」と語っています。シカゴ・カブスでの契約最終年という大事なシーズンに集中すべきだとの考えも頭をよぎったからです。しかし、自分の心に問いかけた結果、「なんとなく後悔が残りそうだな。後悔するぐらいだったら出る」と決断したそうです。
その決断が、韓国戦での大活躍につながりました。初戦から絶好調の1番・大谷翔平選手とともに3番を打つ鈴木選手の活躍は、この先の戦いを見据えれば、頼もしい限りです。大谷選手と双璧を成す右の大砲が序盤戦で勢いに乗ったことは、世界一連覇への明るい材料と言えるでしょう。
侍ジャパンはこの勝利で、WBC東京プールでの優位を確かなものとしました。鈴木誠也選手の2打席連続本塁打は、チームに大きな勢いを与えるとともに、今後の戦いへの期待を高める結果となりました。



