侍ジャパン強化試合で吉田正尚が特大本塁打を放つ
2026年3月2日、京セラドーム大阪で行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)強化試合において、日本代表「侍ジャパン」はオリックスに3-4で敗れた。この試合では大谷翔平(米ドジャース)ら大リーガーが初出場したが、チームの攻撃をけん引したのは吉田正尚だった。
古巣での特大ソロアーチに歓声
5回に九里亜蓮投手のカットボールを捉え、吉田はスタンド上段へ特大のソロ本塁打を放った。これが侍ジャパンのチーム初安打となり、2022年まで所属した古巣・オリックス相手に、かつての本拠地球場で鮮やかな一撃を披露した。
吉田は試合後、「元気な姿を見せられた。歓声は届いたし、力になった」と喜びを語った。観客からの熱い声援がパフォーマンスに良い影響を与えたことを明かし、古巣での特別な瞬間をかみしめた。
チーム唯一の複数安打で存在感
さらに7回にも右前打を放ち、吉田はこの試合でチーム唯一の複数安打を記録した。2月26日に全体練習に合流し、大谷翔平や鈴木誠也と同組でフリー打撃に臨んでいたが、時差ぼけによるミスショットも多かったという。それでも、大リーガーが参加可能となったこの強化試合で確かな結果を残し、存在感を示した。
吉田は「順調です。(本番を)けがなく迎えたい」と語り、6日に控えるWBC初戦へ向けて調整が順調に進んでいることを強調した。
前回WBCの経験を活かした調整
2023年WBCでは初出場で優勝に貢献した吉田だが、「何も分からずに突っ走ったなっていう感じはあるんですけれども、正直結構きつかった」と振り返る。前回の経験を踏まえ、ピークの持っていき方や体調管理を慎重に考えて調整している。
米国での自主トレーニング中には「(WBCでは)試合の後で回復するとか、そういうところの方が大事かな」とも話しており、長期戦を見据えたコンディション管理に注力している様子がうかがえる。
強化試合は3月3日も京セラドーム大阪で行われ、侍ジャパンは阪神と対戦する予定だ。吉田の活躍がチーム全体の勢いを高めるか、注目が集まっている。



