第108回全国高校野球選手権南北海道大会の抽選会が10日、札幌市など4会場で行われ、出場する96チームの対戦カードが決定しました。北海道高校野球連盟は今年から支部予選を廃止し、南北海道大会と北北海道大会をそれぞれ単一トーナメントに集約する新方式を導入。南大会は20日に苫小牧市のとましんスタジアムと函館市のテーオーオーシャンスタジアム函館で開幕し、決勝は7月21日に北広島市のエスコンフィールド北海道で行われます。
新方式の概要と背景
従来、北海道内は10の支部に分かれて大会を運営していました。昨年までは南北海道大会では札幌、室蘭、函館、小樽の各支部予選を勝ち抜いた代表計16チームで本戦が行われていました。しかし、支部によって出場チーム数が異なり、代表になるまでの試合数に格差が生じていました。例えば、昨夏の支部予選では多くのチームが2~3試合を勝てば南大会に進出できましたが、支部によっては4試合を勝たなければならないケースもありました。こうした不公平を解消するため、道高野連は支部予選を廃止し、南北海道大会と北北海道大会をそれぞれ一つのトーナメントに統合しました。
大会日程と会場
南大会の1、2回戦は6月20日から28日まで、札幌、室蘭、函館、小樽の4支部5会場で行われます。3回戦から準々決勝は7月8日から13日まで、札幌麻生球場(札幌市北区)とテーオーオーシャンスタジアム函館で開催。準決勝と決勝はエスコンフィールド北海道で行われます。
連覇を狙う北海の初戦
10日に行われた支部ごとの抽選会では、札幌支部の53チームが札幌啓北商業高校でくじを引きました。南北海道大会連覇を狙う北海は27日が初戦で、恵庭北と石狩翔陽の勝者と対戦します。北海の小野悠真主将(3年)は「守備からリズムを作り、攻撃につなげる野球をして連覇を目指す」と意気込みを語りました。また、選抜出場の北照は小樽潮陵と初戦で激突します。
新方式の導入により、全チームが平等な条件で大会に臨めるようになり、より白熱した戦いが期待されます。今夏の南北海道大会から目が離せません。



