ボクシングのライト級で日本人として初めて世界王者となり、その後タレントとしても幅広い分野で活躍したガッツ石松(本名・鈴木有二)さんが、6月2日に肺炎のため東京都内の病院で死去した。76歳だった。栃木県出身。葬儀・告別式は近親者のみで執り行った。
プロボクサーとしての軌跡
ガッツ石松さんは中学卒業後に上京し、1966年にヨネクラジムから17歳でプロデビュー。1974年4月、3度目の世界挑戦で世界ボクシング評議会(WBC)ライト級王者ロドルフォ・ゴンサレス(メキシコ)にKO勝ちし、日本人初のライト級世界王者となった。その後、5度の防衛に成功。1976年5月に王座を失い、1979年に引退した。通算戦績は31勝(17KO)14敗6分け。
タレントとしての活躍
現役時代からテレビや映画に出演していたが、引退後は「オッケー牧場」などのユニークな発言で知られるタレントに。存在感のある役者としてテレビドラマや日米の映画に出演し、主演映画には『カンバック』と『罪と罰』がある。1996年には自民党から衆院選に出馬したが落選した。
各界から惜しむ声
ガッツ石松さんの死去を受け、ボクシング関係者や芸能関係者から多くの追悼の声が寄せられている。その明るいキャラクターと功績を称える声が相次いでいる。



