大谷翔平、4失点降板も12号2ランで存在感
【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)=帯津智昭】米大リーグは10日、各地で試合が行われ、ドジャースの大谷翔平は敵地でのパイレーツ戦に先発投手兼1番指名打者(DH)で出場。投手としては6回2/3を投げ、6安打4失点(自責点3)で勝敗はつかなかった。打者としては3試合ぶりの本塁打となる12号2ランを放ち、5打数1安打2打点。チームは8-9で敗れた。
投手としては悔しい結果に
投手として走者を出しながらも粘り強く投げていたが、四回にソロ本塁打を浴びた。被本塁打は5月5日以来となる。6-1で迎えた七回には四球と内野安打で走者をため、二死から2番打者に3ボールから投じた4球目の直球を右翼線に運ばれ、2点を失ってマウンドを降りた。「最後の2点はちょっともったいなかった」と振り返る。その後に味方の失策でさらに1点を失い、4失点、自責点3はともに今季ワーストとなった。相手打線に勢いをつけられ、救援陣が逆転を許し、大谷の7勝目は消えた。
打者としての強みを発揮
しかし、この日は打者として打線に残れる二刀流の強みが生かされた。3点を追う九回一死一塁で、初球の真ん中99.1マイル(約159.5キロ)の直球を振り抜くと、打球は中堅左に飛び込んだ。3試合ぶりの本塁打となる12号2ランについて、「手応えは良かった。終盤に逆転されて、抑えが出てきている状況。つないでいければ、十分に勝つチャンスがまだあるシチュエーションではあった。ランナーためて、つなぎたいと思っていた」とコメント。勝利を最後まであきらめず、1点差に迫る価値ある一発だった。
三回にはフェンスを越えていた打球を左翼手に好捕され、「打った感じは入るだろうと思っていた。素晴らしい守備だった」と振り返った。打撃は好調で、「しっかりと自分の形で振ることが大事」と力を込めた。



