関西大学、35年ぶり4強進出 全日本大学野球準々決勝で金沢学院大に6-1
関西大学、35年ぶり4強 全日本大学野球で金沢学院大に快勝

全日本大学野球選手権は第4日の11日、神宮球場で準々決勝4試合が行われ、関西大学が金沢学院大学に6-1で快勝し、1991年に準優勝して以来、実に35年ぶりの準決勝進出を果たした。また、国学院大学は富士大学に逆転勝ちし、史上初の4強入りを決めた。連覇を狙う東北福祉大学は9安打9得点、5年ぶりの頂点を目指す慶應義塾大学は12安打11得点で、それぞれコールド勝ちを収めた。12日は試合が行われず、13日に準決勝2試合が予定されている。

関大エース米沢、変化球で翻弄

試合は初回、関大先発の4年生エース米沢が、相手4番打者に左翼フェンス直撃の先制二塁打を浴び、今大会初失点を喫した。しかし米沢はすぐに「直球が狙われている」と気づき、二回以降はこれまで公式戦でほとんど投げたことのない100キロ台のカーブを織り交ぜ、スプリットも多投。変化球を意識させることで直球も効果的に使い、結局7回を5安打7奪三振、初回の1失点のみに抑えた。

遅咲き左腕の成長

米沢は2年時に肩と肘を相次いで痛め、今春ようやくリーグ戦初勝利を挙げた遅咲きの左腕。1回戦の北海学園大学戦では浮き上がるような直球で押し、8回を3安打10奪三振で完封したが、4強を懸けた大一番で新たなスタイルを披露した。小田監督は「経験を重ねてきた結果の投球。賢くなった」と目を細め、米沢は「相手が嫌がる投球ができた。先頭に立って勝利に導いていきたい」と語った。54年ぶりの日本一を目指すチームを勢いづける好投だった。

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