中日・涌井秀章、22年目の開幕自己評価は及第点 井上監督も「心配していない」と信頼
中日涌井秀章、22年目の開幕自己評価は及第点 監督も信頼 (01.03.2026)

中日・涌井秀章、22年目のスタートに及第点 井上監督も信頼を示す

中日ドラゴンズが本拠地でのオープン戦初戦を白星で飾った。4番打者の細川成也は先制2ランを含む2安打3打点と活躍。三塁を守った福永裕基は二塁打を2本放ち、代打起用の石川昂弥は3点二塁打で存在感を示した。先発投手の涌井秀章は得点圏に走者を背負いながらも、3回を自責点0でまとめた。対戦相手のDeNAは、開幕投手に決まっている東克樹が先発し、2回4安打2失点の内容だった。

涌井、22年目の実戦初登板を及第点と自己評価

涌井秀章投手がプロ22年目のスタートを切った。今季の実戦初登板となるDeNA戦では、3回3安打1失点(自責点0)でマウンドを降りた。涌井は試合後、「ある程度ストライクが取れたし、変化球も思った以上に投げられた」と述べ、及第点の自己評価を下した。井上慶太監督も涌井の投球について「心配していない」と信頼を寄せている。

一回表には、内角への変化球でビシエドのバットを折るなど、球威は十分に感じられた。二回表には守備の乱れから出した走者の生還を許したが、林琢真を外角低めへの直球で併殺打に打ち取り、追加点を阻止した。捕手の木下拓哉は涌井の直球について「本来の伸びや強さがあった」と高く評価した。

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昨年の反省を活かした調整で開幕へ向け準備

涌井は今回の登板に際し、キャンプでのシート打撃すら経ずにマウンドに上がった。これは、昨年意識的に調整を早めて2月の沖縄でオープン戦に投げたことの反省からだという。涌井は「自分の球に納得できなかった。投げ込みが足りなかった」と振り返り、今年はブルペンで自身の球とじっくり向き合う日々を過ごした。

涌井はプロ1年目の2005年から21年連続で勝利を挙げており、昨年は歴代単独2位となる交流戦通算28勝目をマークした。しかし、本人は記録への執着は皆無だと語る。「一瞬一瞬はうれしいけれど、ずっと覚えているわけでもない。今日勝ったら、また次も勝ちたいと考え出す」と淡々とした姿勢を見せている。

開幕ローテーション入りへ向けチームの窮地を救う役割期待

中日の先発陣は、高橋宏斗と金丸恭助がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出され、マイルズ・ミカラスも調整が遅れ気味だ。この状況下で、沢村賞受賞経験を持つ右腕の涌井が開幕ローテーションに食い込む可能性は十分にある。涌井は「次はもう少しスピードを求めて、ゲーム勘を戻していきたい」と意欲を燃やしている。チームの窮地を救うため、淡々と準備を進めていく姿勢が光る。

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