巨人・戸郷、自己最多14奪三振で2季ぶり完封!直球改善で復調へ
巨人・戸郷、自己最多14奪三振で2季ぶり完封

プロ野球の交流戦が10日に行われ、巨人が楽天を7-0で下し、引き分けを挟んで6連勝を達成。セ・リーグ首位に浮上した。先発の戸郷翔征投手が自己最多となる14奪三振を記録し、2シーズンぶりの完封勝利を挙げた。楽天は5連敗で自力優勝の可能性が消滅した。

戸郷、雪辱の奪三振ショー

前回登板では長嶋茂雄さんの一周忌に先発するも、頭部死球で危険球退場となった戸郷。その雪辱に燃えるマウンドだった。初回、好調の佐藤直樹選手を見逃し三振に仕留めると、直球とフォークボールのコンビネーションがさえた。五回には太田光選手、中島宏之選手、佐藤選手を3者連続三振。六回は先頭打者に安打を許したものの、平良竜哉選手を直球、浅村栄斗選手をフォークで連続三振に仕留め、三塁を踏ませなかった。

戸郷は「僕の中で三振の数はいい指標」と喜びを語った。完封勝利を飾った戸郷の投球を支えたのは、自身が「投手にとって一番、8割を占めるくらい大事」と考える「直球の質」の改善だ。最も力を込めて投げる直球について、「たとえ投げミスしても、打者にミスショットさせられるくらいの球質が必要」という持論を持つ。

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不振からの復調

不振が続いた昨季以降、直球のキレを欠いた影響でフォークにも対応され、粘られる場面が多かった。しかし、この日は甘い直球でもファウルを打たせ、続くフォークにバットが止まらない空振りで三振を奪うなど、優位に投球を展開した。戸郷は「ここ数試合、真っすぐのファウルがすごく目立っているし、空振りが多かったのもいい材料」と手応えを口にする。

巨人は引き分けを挟んで6連勝でセ・リーグ首位に浮上し、2023年以来の交流戦勝ち越しを決めた。戸郷は「長く首位をキープして、優勝に向かっていければ」と力強く語る。エースの本格的な復調は、波に乗るチームをさらに勢いづけてくれそうだ。

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