ヤクルト、下馬評覆す快進撃で10勝 先発陣の無四球好投が原動力に
ヤクルト10勝 先発陣の無四球好投で快進撃 (12.04.2026)

ヤクルト、下馬評覆す快進撃で10勝 先発陣の無四球好投が原動力に

東京ヤクルトスワローズが5チームとの対戦を終えて10勝4敗と大きく勝ち越し、シーズン序盤から下馬評を覆す快進撃を続けている。この1週間は特に、敵地での阪神タイガースと読売ジャイアンツ(巨人)との6連戦を五分の星で切り抜けたことが大きく、チームの勢いを加速させている。

リーグトップの防御率2.29 投手陣の安定感が光る

7勝までが2点差以内の接戦を制してきたヤクルトは、リーグトップのチーム防御率2.29を誇る投手陣の安定感が最大の武器だ。先発陣が相次いで無四球の好投を披露し、無駄な走者を出さない投球が勝利の土台を固めている。

12日の巨人戦では、先発の高梨裕稔が七回1死までパーフェクト投球を続けるなど圧巻のピッチングを見せた。巨人・中山礼都に中前安打を許して完全試合の偉業は逃したものの、力のある直球を軸にテンポよく投げ、今季初勝利を挙げた。

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「周りの人が声をかけてこなかったので、僕は逆に五回くらいから完全試合を意識していました。まあ、いつか打たれるだろうと楽しく投げられた」と、13年目の右腕は85球を投げ終えた感想を語った。

捕手のリードも功績 走者をためない意識が鍵

11日に3勝目を挙げた山野太一も、この日の高梨同様に7回を無四球で投げ切り、先発陣の好調ぶりが際立っている。捕手の古賀優大は投手陣の好調について、「ドームは狭いので走者をためないことを意識した。1、2戦もそうだったんですけれど、ソロ本塁打ならOKくらいの感じでリードした」と説明する。

相手のボール打ちにも助けられた面はあるが、高梨はカウントを悪くしても様々な球種を駆使して強気に攻める姿勢を貫いた。2番手にはこの日登録された投手も投入され、ブルペンの厚みも増している。

ベンチの最前列で攻撃を見つめる池山隆寛監督の采配も冴え、内野ゴロと内野安打であげた2点を守り切ったこの日の試合は、チーム全体の好調さを象徴する内容となった。

若手の成長とベテランの経験が融合

ヤクルトの快進撃は、若手選手の成長とベテラン選手の経験が見事に融合した結果と言える。投手陣だけでなく、打線も必要な場面で点を取る能力を発揮し、チームとしてのバランスが取れている。

シーズンが進むにつれ、各チームの研究が進む中でこの調子をどこまで維持できるかが今後の課題となるが、現時点では投手陣を中心とした堅実な野球が確実に結果に結びついている。

下馬評を覆すヤクルトの快進撃は、プロ野球ファンに新たな楽しみをもたらしている。今後も先発陣の好投が続くかどうかが、チームの行方を左右する重要な要素となるだろう。

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