サッカーW杯決勝の地NY、バスケに熱狂 トランプ大統領も会場に
サッカーW杯決勝の地NY、バスケに熱狂 トランプ氏も

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕が11日(日本時間12日)に迫る中、開催地の一つであるアメリカ・ニューヨーク(NY)は、バスケットボールの熱狂に包まれている。W杯決勝が近郊のスタジアムで行われるにもかかわらず、現地ではプロバスケットボールNBAの決勝に地元チーム「ニックス」が27年ぶりに出場したことで、街全体が青とオレンジのチームカラーに染まっている。

NBA決勝に街中が熱狂

ニューヨークの街中では、連日のように青とオレンジのユニホームやキャップを身につけた人々が行き交い、試合日にはバーやパブリックビューイング会場に大勢のファンが詰めかける。「レッツ・ゴー・ニックス!」の掛け声が響き渡り、53年ぶりの優勝への期待が高まっている。パブリックビューイング会場となった公園では、人が入りきらず、車や足場によじ登って試合を見ようとするファンも見られた。

トランプ前大統領も会場に

そんな中、第3戦の会場にはドナルド・トランプ前大統領が姿を見せ、大きな注目を集めた。トランプ氏は試合を観戦しながら、周囲のファンと交流する場面も見られ、会場の熱気は一層高まった。トランプ氏の来場は、この決勝シリーズが単なるスポーツイベントを超え、社会的な関心事となっていることを示している。

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サッカーとの対比

W杯決勝が近づく中で、バスケットボールへの熱狂がこれほど大きい背景には、アメリカにおけるサッカーの位置づけが関係している。アメリカではまだサッカーは国民的スポーツとして完全には定着しておらず、バスケットボールやアメフト、野球に比べると人気で劣る。そのため、W杯開催中であっても、地元チームがNBA決勝に進出すれば、そちらに注目が集まるのは自然な流れと言える。

ニックスの躍進は、ニューヨーカーにとって待望の出来事であり、街中が一つになって応援する姿は、W杯以上に盛り上がりを見せている。この現象は、アメリカのスポーツ文化の多様性と、地域密着型のチームが持つ力を改めて浮き彫りにしている。

W杯開幕後も、ニックスの優勝がかかる戦いは続く。サッカーファンとバスケットボールファンが交錯するニューヨークの街は、今後も熱気に包まれそうだ。

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