W杯北中米大会が開幕、優勝争いは「3強」が軸
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は11日(日本時間12日午前4時)、メキシコ市で行われるメキシコ対南アフリカ戦で開幕する。参加チームが48に増え、決勝まで8試合を戦う今大会は、地力が問われる長期戦となる。優勝争いは、前回王者のアルゼンチン、2大会連続決勝進出のフランス、欧州王者のスペインが軸になりそうだ。
フランス:強力攻撃陣が武器
フランスは2大会連続で決勝に進出している実績を持ち、個々のタレントでは他を圧倒する。特に攻撃陣は強烈で、前回得点王のエムバペ、昨季のバロンドール受賞者デンベレ、抜群の突破力と決定力を誇るオリーズが前線を担う。2列目には高い技術を持つシェルキが控え、豊富な選手層をどう活用するかが、今大会限りで退任するデシャン監督の手腕にかかっている。
アルゼンチン:勝負強さ健在
アルゼンチンは、3度目の優勝を飾った前回カタール大会後も好調を維持。2024年の南米選手権を制し、今回のW杯南米予選を首位で突破した。前回大会最優秀選手のメッシが6大会連続でメンバー入りし、フェルナンデスやアルバレス、マカジステルらビッグクラブの主力に成長した選手たちがチームを支える。勝負強さは健在だ。
スペイン:華麗な連係と個人技
2年前に欧州選手権を制したスペインも優勝候補の一角。ヤマル、ウィリアムズの両ウィングは世界屈指の破壊力を誇り、故障から復活したロドリ、ペドリを中心とする中盤が後方からチームを支える。華麗な連係と個人技で試合を支配するスタイルは、2010年にイニエスタやシャビらを擁してW杯初優勝を果たした黄金期を彷彿とさせる。
2番手グループ:イングランド、ブラジル、オランダ、ポルトガル
優勝争いの2番手グループには、イングランド、ブラジル、オランダ、ポルトガルが挙げられる。イングランドは充実した選手層を誇り、前線には世界最高のストライカーの一人、ケーンが君臨する。初優勝を狙うポルトガルはビッグクラブの主力が目白押しで、6度目の挑戦となるロナルドにも注目が集まる。日本と同組のオランダは、ファンダイクやデヨングらタレント集団。2大会連続で8強止まりのブラジルは、史上初の外国人監督となる名将アンチェロッティ氏が指揮を執る。



