【ベルリン共同】国際サッカー評議会(IFAB)は28日、競技規則の改正を発表し、差別的発言を隠蔽する目的で口を覆いながら対戦相手と言い争った選手に対して、一発退場処分を下すことを決定した。この新ルールは、6月に開幕するワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会から適用される。
新たな退場対象行為
今回のルール改正では、口を覆う行為に加えて、審判の判定に抗議してピッチを離れた選手も一発退場の対象となる。さらに、選手に対してピッチを離れるよう促したチーム関係者にも同様の罰則が適用されることが明記された。
差別発言への厳格な対処
近年、サッカー界では人種差別や差別的発言が問題視されており、今回の改正はそれらを未然に防ぐための措置とみられる。IFABは、口を覆う行為が差別的な言葉を隠すために使われるケースが増えていることを受け、競技の公正さと品位を守るために今回の決定に至った。
新ルールは、6月14日に開幕するW杯北中米大会で初めて採用される。同大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で共同開催され、世界中の注目を集める。IFABは今後も差別や不正行為に対して厳しい姿勢を貫く方針を示している。



